使途不明金(預金引き出し)の解決事例①
相続・家族信託の解決事例2
【相続・解決事例2】
1 使途不明金を明らかにし、相手方から金員を獲得した事例
2 事例
法定相続人2人
法定相続人の1人が、亡くなった方(お父様)の生前に、お父様の預貯金通帳から金員を引き下ろしていました。
3 解決方法
① お父様の「預貯金履歴」を調査しました。
預貯金の「払戻表」を開示し、誰が実際に引き出したか調査しました。
② お父様の介護記録を開示し、お父様の判断能力を調査しました。
その結果、預貯金通帳からお金が下ろされた時期に、お父様の判断能力に疑問があることが判明しました。
③ 問題となっている預貯金の引き出しを行った時期の通帳とATMカードの管理者を特定しました。
↓
もう一人の法定相続人と協議をし、和解の上、金員を返還してもらうことになりました。